食べてはいけない添加物の食品

「食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物ーいまからでも間に合う安全な食べ方」(渡辺雄二著 だいわ文庫¥700)を読んだ。

スーパーで、食品を買うとき、一応裏を返して添加物の表示をながめたりはするのだが、ズラズラっと並んでいる細かな文字を見て、何の事やらさっぱりわからず。
う〜ん、と唸りながらも、とにかく色の薄いものを買う、とか(ウインナーとか、福神漬けなど)くらいしか出来ないので、この際知識を得て、少しでも体に優しい食品を買おう、と思い立ったんですね。

Ⅰ「食べてはいけない」添加物の食品
Ⅱ「食べてはいけない」と「食べてもいい」間の添加物の食品
Ⅲ「食べてもいい」添加物の食品
Ⅳ 食品添加物早わかりリスト
Ⅴ 食品添加物の基礎知識


「食べてはいけない」添加物の食品、で、ショックを受けたのが、
アミノ酸飲料(スクラロースアスパルテーム・L−フェニルアラニン化合物)
●栄養ドリンク(安息香酸Na)
●ガム(アスパルテーム・L−フェニルアラニン化合物)
●コンビニおにぎり、コンビニパスタ(亜硝酸Na)
●コンビニ弁当(亜硝酸Na、次亜硫酸Na)
●サプリ飲料(スクラロース、ウコン色素ターメリック、アセスルファムK)
●豆乳(カラギーナン)
●煮干(BHA)

着色料の、どぎつい赤や、たくあんの黄色、グリンピース缶の鮮やかな緑(黄色+青色)、輸入グレープフルーツの防かび剤(OPPなど)の毒性は知っていたが、アミノ酸飲料や、栄養ドリンク、サプリ飲料など、健康に良いと思って飲んでいたものに、毒性の強い添加物がはいっているなんて、びっくりだ。
なんのために飲んでるのかよくわからんじゃないかい??
ちょっと、どういうことなん??
あと、豆乳。煮干。

アミノ酸飲料の、スクラロースは甘味料だが、有機塩素化合物の一種で、自然界にはまったく存在しない。
体の中でも分解されにくく、ホルモンや免疫を攪乱する可能性が無いともいえない。
アスパルテームは、脳腫瘍や、白血病をおこす可能性が指摘されている。
私がよく噛んでいるガムにも、アスパルテームはもれなくはいっているぞ。
ちょっと空腹なときに、なんか食べる代わりにガムを噛んで済ましたりするのだが、あのガムの甘みは危険添加物だったのね・・・・。

ターメリック色素も毒性高し。
何で?天然じゃん!?と思ったら、ウコン自体はもちろん自然のもので、まったく問題はないが、色素だけ取り出すと毒性が出てしまうらしい。

豆乳の、とろみをつけるカラギーナンは、海草から抽出したものだが、動物実験ではガンを促進させ、鶏卵に注射した実験ではヒナに異常が見られた。無添加の豆乳を買うべし。

煮干には、酸化防止剤としてBHAが使われている。ラットの実験では前胃にガンが発生した。BHAを使った商品ではなく、ビタミンEを酸化防止剤として使った製品を買うこと。


国が認可している添加物が食品に添加されているわけだから、一気に大量に摂取しないかぎりは命に別状はないのだとは思うが、体の中で分解されにくいものが堆積していったときに、なにが起きるかわからない。

昔、賞味期間が2日間のお菓子を、こんなに賞味期間短いんじゃあ買えないわ、と買わなかったことがあった。
あれって、添加物のない、素材の味だけで勝負したお菓子だったんだなあ、と自分の馬鹿さ加減にいまさら呆れる主婦歴○年の私。
反省します。

これからは、食べてもいい添加物の食品、添加物なしの食品、できるだけそのようなものを選んで買っていきたいが、いろいろな意味で容易ではないだろうなあ、と思う。
でも、みすみす発がん物質を自分の体にいれることは避けよう、と決心した今日このごろなのでした。