鼻笛

今日は一日、用事をしながら左手で鼻笛を持って、鼻と口に当てて、ピスピス吹いていた。気軽に練習できるので、おもしろい。

木製の鼻笛だが、吹き始めて10分くらい経ったら急に音が出なくなった。多分、息で穴が温まって、中に結露??が出来て鳴りにくくなっているのではないかと思う。
笛を手から離す時は、服のポケットに入れたり、座っている時は座布団の下に入れたりして、できるだけ温めて、人肌と同じ温度にした。

笛が、手に持ったときに、「暖かい」と思われる温度になったら、スムーズに音が出る、ということがわかった。

音色がどうの、と言わなければ、けっこうメロディーが吹けるようになった。
もう一つわかったことは、この笛をふくには、音感が必要だということだ。
ピアノだと、鍵盤をたたくと、その音が出るが、鼻笛は、息を吹き込むだけで音程をつけるので、音がわかっていなければ、自分が何の音を出しているかもわからない。
その点では自分は困らないが、逆に、上がりきらない音ばかり出るので、もどかしくてたまらない。